(出典 bunshun.jp)
矢野康治氏
「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治財務事務次官が“バラマキ政策”を徹底批判
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20211008-00049082-bunshun-bus_all
「最近のバラマキ合戦のような政策論を聞いていて、やむにやまれぬ大和魂か、もうじっと黙っているわけにはいかない、ここで言うべきことを言わねば卑怯でさえあると思います。
数十兆円もの大規模な経済対策が謳われ、一方では、財政収支黒字化の凍結が訴えられ、さらには消費税率の引き下げまでが提案されている。まるで国庫には、無尽蔵にお金があるかのような話ばかりが聞こえてきます」
そう語るのは財務省事務方トップの矢野康治事務次官(58)。10月末の総選挙に向けて与野党ともにバラマキ合戦のような経済政策をアピールするなか、財源も不確かな財政楽観論を諫めようと、「文藝春秋」11月号に論文を寄稿した。財務事務次官と言えば、霞が関の最高ポストのひとつ。在任中に寄稿するのは異例のことだ。
「今の日本の状況を喩えれば、タイタニック号が氷山に向かって突進しているようなものです。氷山(債務)はすでに巨大なのに、この山をさらに大きくしながら航海を続けているのです。タイタニック号は衝突直前まで氷山の存在に気づきませんでしたが、日本は債務の山の存在にはずいぶん前から気づいています。ただ、霧に包まれているせいで、いつ目の前に現れるかがわからない。そのため衝突を回避しようとする緊張感が緩んでいるのです」
10月末には総選挙も予定されており、各政党は、まるで古代ローマ時代の「パンとサーカス」かのように大盤振る舞いを競う。だが、日本の財政赤字はバブル崩壊後、悪化の一途をたどり、「一般政府債務残高/GDP」は256.2%と、第二次大戦直後の状態を超えて過去最悪。他のどの先進国よりも劣悪な状態にある(ちなみにドイツは68.9%、英国は103.7%、米国は127.1%)。
「心あるモノ言う犬」としてお話したい
「私は、国家公務員は『心あるモノ言う犬』であらねばと思っています。昨年、脱炭素技術の研究・開発基金を1兆円から2兆円にせよという菅前首相に対して、私が『2兆円にするにしても、赤字国債によってではなく、地球温暖化対策税を充てるべき』と食い下がろうとしたところ、厳しくお叱りを受け一蹴されたと新聞に書かれたことがありました。あれは実際に起きた事実ですが、どんなに小さなことでも、違うとか、よりよい方途があると思う話は相手が政治家の先生でも、役所の上司であっても、はっきり言うようにしてきました。
『不偏不党』――これは、全ての国家公務員が就職する際に、宣誓書に書かせられる言葉です。財務省も霞が関全体も、そうした有意な忠犬の集まりでなければなりません」
矢野氏の告発の背景には、これまで財務省が政治家との関係を重視するあまり、言うべきことを言って来なかったという反省もある。
「もちろん、財務省が常に果敢にモノを言ってきたかというと反省すべき点もあります。やはり政治家の前では嫌われたくない、嫌われる訳にはいかないという気持ちがあったのは事実です。政権とは関係を壊せないために言うべきことを言わず、苦杯をなめることがままあったのも事実だと思います。
財務省は、公文書改ざん問題を起こした役所でもあります。世にも恥ずべき不祥事まで巻き起こして、『どの口が言う』とお叱りを受けるかもしれません。私自身、調査に当たった責任者であり、あの恥辱を忘れたことはありません。猛省の上にも猛省を重ね、常に謙虚に、自己検証しつつ、その上で『勇気をもって意見具申』せねばならない。それを怠り、ためらうのは保身であり、己が傷つくのが嫌だからであり、私心が公を思う心に優ってしまっているからだと思います。私たち公僕は一切の偏りを排して、日本のために真にどうあるべきかを考えて任に当たらねばなりません」
“破滅的な衝突”を避けるためには……
中略
先ほどのタイタニック号の喩えでいえば、衝突するまでの距離はわからないけれど、日本が氷山に向かって突進していることだけは確かなのです。この破滅的な衝突を避けるには、『不都合な真実』もきちんと直視し、先送りすることなく、最も賢明なやり方で対処していかねばなりません。そうしなければ、将来必ず、財政が破綻するか、大きな負担が国民にのしかかってきます」
※前スレ
【緊縮派】「このままでは国家財政は破綻する」矢野康治・現財務事務次官が“バラマキ政策”を徹底批判 ★7 [上級国民★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1633676588/
>>1
日本の真の問題は、人口の三分の一に迫る65歳以上の老人や生活保護受給者が
税収の三分の二におよぶ社会保障費を消費し、他に予算がまわらないこと。
日本は税収以上の支出を毎年行っていて、緊縮財政の国ではないよ。
>>4
同意。
その辺の自然淘汰を進めることが肝だな。
>>24
名簿に基づいておのれでカクサツしなよ!
>>36
老人の医療費自己負担を5割にするだけで問題は全て解決する。少子高齢化も勝手に是正される。
>>4
それはその通りなんだけど、でも団塊世代の高齢者が永遠に生き続けるわけではありませんし、
団塊以降は老人人口が目減りしていくことは人口分布的に確実です。
ようするにその件に関しては問題の先送りさえ出来ればそれが問題の解決と同義になるのです。
あと20年か30年しのげれば、それでいいんですよ。
>>50
老人の人口比率は団塊の世代がいなくなっても同じだよ。
少子高齢化で、かつ、老人が死にづらくなっているのだから。
先延ばしは通用しないの。
>>4
いや、他の予算を増額すれば良いんだよ。なんで予算が足りない何て言うんだ?
>>55
国といえども収入が限られているから。
世界の銀行たるアメリカ政府でさえ、なぜ債務に上限があるのかよく考えよう。
>>1
財務省は、世界終末時計のように、どれだけ財政がヤバイのかを国民が一目で分かるように宣伝しないと。
>>1 デマ
公務員の人件費を30%以上引下げが必要と言えば真実味があるけどなw笑
>>1
多くの人々が貧困生活を強いられても税金ウマーで知らんぷりだから
憲法83条を勉強しなおせ、自分の意見を実現させたいなら政治家になれ
>>1
何を今更。
とっくに破綻してるわ。
大きいどころか毎年減ってるがな
日銀が買い入れてるから
すでにピークから半分になったわ
>>15
日銀が買い入れ借換やめて、償還で保有残高減らす方向に舵切ったら
元のピークに戻るw
国家公務員と国会議員の給与削減したら?
>>18
それやってほしいもんだよな。それしてから物言え
これは素晴らしい。
政府方針に反して命のビザを出し続けた杉原千畝のようだ。
>>26
コイツは麻生の傀儡として意見述べているにすぎない
偉人と一緒にしてはいけない
自分で言ってるように麻生の犬
>>28
何言ってんだ?氏の発言は財務省のこれまでの立場を堅持したものだろう。
>>34
財務省ってのは政府内で最も反政府組織なんだよ
総理や各省の金遣いにケチつけるなんて何様だって話だよ
国民が主権者なんだから国民が喜ぶ金の使い方を止める権利は財務省にも麻生にもこの犬にも無い
まずこの犬は国民の信託を受けた存在になってから物申せってこった
財政省っていうか、大蔵省
大蔵省っていうか、知識はあるけど知恵の無いバカ
の特徴として
前年の成績(税収)を上回る方針としては
増税をするしかないんだよ
実は経済規模を上げりゃ、税の増収は自ずと増えるんだが、そういう発想はない
なぜなら勉強しかできないバカだから
まっ、それを支持するパヨクもバカなんだがw
>>37
消費税は不景気でも安定して税収になるのが、2020年度だったしな。頭使わなくて済む。コイツらは楽して成績上げようとしてる国賊だよ。
事務次官が自分の所管する範囲で意見を公に言う
これ明らかにヤバイだろw
>>43
自分の職務の範囲を超えない範囲で
自分の立場から発言してるだけなんだから
何も問題ないんじゃねーの
>>54
試験で採用されて成り上がっただけの1役人が仮にも国民から信託された議員集団である政党の方針にケチつける
これこそ民主主義の崩壊だよ
明治新政府じゃねーんだから役人が国民を扇動するな
財政再建だのプライマリーバランスだの言ってるのは
経済成長には興味がないガイジだけw
そんなのに任せてたら30年も失ったわw
>>53
政府が経済成長させることができる、
と思ってる共産脳もどうなん?と思うけど
>>58
出来るよ
さっさと大減税をしろ
財務省「日・米など先進国の自国通貨建て国債のデフォルトは考えられない。」
これが財務省の公式見解
矢野が*なだけ
https://www.mof.go.jp/about_mof/other/other/rating/p140430.htm
(出典 i.imgur.com)
>>75
ハイパーインフレは実質破綻だ
>>78
ハイパーインフレとか、日本本土が戦場になる戦争でも起きない限りは無いぞ
>>75
それを書いたの、日銀の黒田総裁らしいね。
>>97
黒田砲打ちまくってるし、一貫してるよなw
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